PCデータ移行・事例評価とインタビュー
システムの発注元、梱包会社、四代目社長談『梱包会社は、在庫が合わないのはしょっちゅう。
このソフトなら、売れるんではないですか?』
完成したシステムへの評価
特殊な業界におけるシステム開発の難しさを語る。
完成後、改めて、発注元さまからのお話が。「梱包会社や、親会社があって事業部に属するような梱包会社は、在庫が合わないのはしょっちゅうであると聞いている。
このソフトなら、売れるんではないですか?」
(システムの発注元、梱包会社、四代目社長談)
構築の難しさは、ロット管理、シリアル管理
在庫管理システムの作成にあたり、数社と話し合いましたが、やはり、ロット管理、シリアル管理、が難しいようです。
そして在庫管理は、企業毎に多種様々な管理が行われているようなので、汎用性が低く、企業毎、個別のソフトを作成する必要が生じてしまうのが問題のようです。会計ソフトに比べコスト面でも大きな負担がある。
この汎用性の低さから、会計ソフトに比べコスト面でも大きな負担を強いられてしまう、そこが一番の問題だと考えられます。
同時に、上記の理由から、企業間での「在庫管理システム」の共有も難しいと思われます。
PCデータ移行における問題解決や改善箇所
・一つの部品コードしか表示が無いのを、一覧表示
・全てのチェックボックスの入力で、選択可能に
・選択も、目的の部品コードだけか、全てか。
・旧システムの再現性は、100%の再現。
・どれを出庫できるか、自由に選択可能に。
・データが消えないようになった。
・月次更新をかけると在庫データが一部消える。
・入庫出庫の情報を印字ではなく、データ化に。
・期間指定の在庫数の確認
・表示される情報が桁違いに増えた。
・詳細な在庫管理のデータを見渡せる事が可能に。
・在庫のあう合わないものは、100%一致
・検索キーで、ほぼ100%で、情報が取り出せる。
開発者へのインタビュー
㈱日本アイアール、専務取締役佐藤氏に聞く。
太田開発を終えて全体の印象はどうでした?
佐藤専務とにかく、完成したのが良かった。
ああ作ったという感じがしました。大きいところは1ヵ月で出来て、
2ヶ月で80%位の完成という流れでした。途中無理かなという時があった。その時は、あせりました。
太田それはどうしてでしょう?
佐藤専務途中でプログラマーが困っていましたので。
プログラマーで、どこが判らないのか、
何日も悩んでいた部分があったので何が判らないのか話を聞いてあげていた。
太田プログラマーは悩んでいた?
佐藤専務途中で悩んでいたのがプログラマーで、どこが判らないのか、
何日も悩んでいた部分があったので何が判らないのか話を聞いてあげていた。
一番大変だったのは、
①画面表示と、テーブルのつながりが見えない。(どこからデータを持ってきて、どのような処理をして結果を出しているのか。)
②ロットのデータを、シリアルと同じように考えないといけない。
太田よく彼に、任せようと思いましたね。
佐藤専務彼は、プログラマーとしては優秀だと思うが、学校を出て、実務経験は少ないし、自分で全体を設計をする経験もなかった。
でも、私は、彼は、出来ると思っていた。その理由は、本人が、VBは、インドでの学生時代にやったり、UNIXやマックなどの、様々な言語に興味があって、プライベートでも、ホームページを作るというプログラムオタクだ。今は、彼は、Iphoneに関わっているが、オブジェクトCが初めてでしたが、最初にやらせてみると、『面白い』という反応が返ってきた。
『画面とテーブルを見比べて、98のイミュレーター上の画面を見て、システムがどういう計算をしているか、自分の頭で、よーく考えるように』という指示を出しました。 太田彼は、新しい言語でも、習熟度が早い? 佐藤専務早いと思います。習熟するスピードが早い。私は、プログラム言語は、根底にあるのは、同じだと思っている。 Web系の開発だと、Iphoneだと、HTMLの知識が必要になる。応用が利くというか。 話し戻して、問題はどう解決しました? 佐藤専務私自身が、画面と、テーブルとの関連は、おおよそ把握はしていました。そこで、私は、プログラマーに『画面とテーブルを見比べて、98のイミュレーター上の画面を見て、システムがどういう計算をしているか、自分の頭で、よーく考えるように』という指示を出しました。
太田自社社員を見て、どうでした? 佐藤専務システムが完成したのは良かったのはもちろんですが、プログラマーの成長が、とても良かったです。 最初、彼の印象は、子供のような印象でした。入社した半年後、この話が来たときに、会議室で説明の前で、あくびをしているような状態だった。プロジェクトが始まったのはいいが、PC98も知らないし、(インドにPC98はない。)途中で、わからないと言ってきますし。 ただ、壁にぶつかった時は、プログラマーに対して『あなたは、出来るし、もっと上にいける。』と、言っていました。無茶なことと思われているかもしれないけどね。 太田それって、動機付けですよね。全体の話を聞いていると理屈じゃないですね。 佐藤専務はい、そうだと思います。そうこうしていると、今まで一緒に行っていたのが、プログラマー1人で訪問して、話を聞いて、きちんと開発をしていましたから。 今は、2人の部下を持つ上司になって、肩書きがつくと、人間が変わるのかなと思いました。とにかく、無事に終わって、お客様に喜んで頂いて、本当に良かったと思います。 およそ、二ヶ月前、佐藤専務から『プログラマーに、なんとか、1人で出来るように任せたい。』と聞いていました。 太田今回の件は、なかなか表に出ない話ですが、システムをチームでコンサルティングをするには、テクノロジ-ありきではないということを感じさせて頂きました。 本日は、ありがとうございました。
この開発の価値とは?
他の開発会社が出来ないことを実現させた事。
開発が終わってみると、発注元の代表が、ぼそっと、こんなことをおっしゃってました。
・別の開発会社に依頼した経緯があり、その開発会社は、無理だと言った。
・データ移行は不可能と言う会社も。
・他社は、出来るところまではやってくれたが、結局、根本解決になってなかった。
まとめ
PCデータ移行というのは、一見すると、簡単なような開発の案件と思います。ところが、ふたを開けてみると、その複雑で、理屈ではどうにもならない部分があったのです。このアプローチは、まさに、コンサルティングそのものだと言えるでしょう。
この記事や、開発会社の日本アイアールにご興味を持たれた方。是非とも、ご連絡をお待ちしております。