遺書
ちょっと昔のアニメ映画で、こんなセリフがあります。
いちばんいけないのは、おなかがすいていることと、独りでいることだから。
サマーウォーズの劇中、栄お祖母さんの遺書の中の言葉です。
長野の大きな家に親戚が集まっていて、
青い夏の空をバックに、悲しみに暮れる家族をゆっくりと映し出しながら、
この言葉がナレーションのように流れていく。
私は、この映像を見るたびに、この言葉を人に伝えるたびに、なぜか泣いてしまいます。
悲しい訳でもないのに。
食卓の再生とは
栄お祖母さんの言葉を借りると、これがあれば、他はいらないんじゃないかと。
- 食卓は誰かと一緒に食べている。
- 誰かと何かを楽しく話をしている。
食卓は、体の内面と世界をつなぐものと考えています。
- ビジョンを、個人につなぐ。
- 個人を、隣人や顧客につなぐ。
- そして、世界につないでいく。
食卓の再生とは、わたしがやりたいことの根幹でもあり、目的でもあり、新しい目的を果たすために、とても重要な手段でもあるのです。
実家の裏庭で炭火テーブルで、食卓の再生。
私の家の裏庭には、炭火を囲う場所があります。縁ある方々を招いて、ここで食事をしていただいています。
夏の7月の初頭は、ノウゼンカズラの花が咲き乱れます。ここで食卓を感じて頂ければと思います。
