ピアノの防音

Piano soundproofing and acoustic improvement

ケルンコンサートの音場再現でお話したように、ピアノの楽曲を忠実に再現するには、

  • 防音に200万近くかけ、
  • 350万近くのグランドピアノ買い、
  • 弾きたい曲を35年以上練習すれば、

楽曲を忠実に再現できると思っていました。

現実は、そう甘くはありませんでした。

  • ピアノを入れる時、防音は遮音から始まった。
  • 従来防音の専門家による提案
  • ピンポイントで防音工事を依頼。
  • 評価

ピアノを入れる時、防音は遮音から始まった。

ピアノを家に入れる話が出た段階で、防音はどうするのか?というテーマが出てきました。

そもそも論として、防音は大きく二つの要素があります。

  • 遮音=外に音をもらさない。 
  • 吸音=室内反射の音を吸収。

まず、ご近所迷惑にならないために、優先順位は、遮音をいかにしていくかとなります。この段階では、吸音に関しては、知識も実感もない状態でした。

従来防音の専門家による提案

リフォームに関しても、既存の部屋をどこまですればいいのかわかりませんでした。

そこで、専門業者に来て頂いて提案をしてもらいました。すると、

  • 部屋の中に部屋を作る。
  • 部屋は今よりも狭くなる。
  • 既存の床暖房は使えない。
  • 金額は、700万円。

この話を聞いた私は、頭では理解できましたが、ピアノと合わせると一千万円を超えてしまいます。失うコトの大きさを感じ、悲しい気持ちになっていったのです。

しかし、そのまま諦めて止まっているわけにはいきません。ネットで防音に関して情報検索をして形にしてく作業が始まりました。私自身、防音の知識は、ど素人並だったので、リフォームでいつもお願いしている業者さんに相談すると、某大手楽器店の防音室の施工の経験があるという話が出たので、この業者さんにお願いすることにしました。

壁にスポンジ、その上に有孔ボード。スポンジの厚みは、50mm。写真ではボンドを使って有効ボードをつけていますが、ここは、木ネジのほうが、よかったと思います。その時は、パッキン的なものが必要なのではないかと思っています。

ピンポイントで防音工事を依頼。

  • 小学校の音楽教室のようなイメージ。
  • 今の部屋の構造に特徴があり、どう対応していいのか不明。
  • 有孔ボード全面が是非が不明。

とりあえず、壁の二面だけ工事を行いました。

  • 壁二面:石膏ボード+スポンジ+有孔ボードで、遮音と従来の吸音
  • 外窓:さらに二重窓を取り付けました。
部屋は、二つの部屋がくっついたような構造です。これはメインの部屋の二面だけを防音をしていて、遮音と従来の吸音の構成になっています。
上部が空いているように見えるのはガラスで、吸音的には、問題がありました。
工事直後の画像です。見た目はゴージャスですが、音は最悪でした。

評価

工事が終わり、自宅の部屋でピアノを入れて感じたことは、

  • 確かに防音はできた。
  • 気持ち良く弾くには程遠い音。
  • 耳がキンキンしてしんどい。

つまり、確かに音は本物なのですが、弾いてて苦しくなったのでした。

総額、700万近く払って、得られたのが、耳がキンキンする音。というのは、かなりしんどい話です。

原因を、ネットで検索すると、向き合う壁の中で、音がラリーのように跳ね返っていて、それがキンキンする原因というのがわかりました。この状態をフラッターエコーといいます。


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