The Third Sound Absorption :The King with Donkey Ears
- コンセプト
- 結論:全く新しい吸音方法
- 機能・レビュー
- 音の課題と利用シーン
- 仕様
- 吸音機器のシミュレーション
- ご検討、試聴をお考えの方へ
- 金額
- ところで、商品名は?
- 余談
コンセプト

- こんなに小さなものが、あなたとピアノ業界を変えていく。
サイズは手のひらサイズ。
ピアノのフレームからの振動発生。
音が磁石を通じてやってくる。
そのパーツの中は、まるで空間。
振動を棒の先まで伝えていく。
最後にバネが音を受け止める。
音叉を逆再生させるように。
そこに、純粋な音が生まれる。
一音だけでも、説得力がある。
総合芸術的な世界。
音からイメージへの展開。 - 海の砂浜に、波が吸い込まれるような。
- 壁を音のトランポリンのようにして受け止める。
壁や天井自体を、楽器のような吸音材として考え、楽器自身も吸音材にして、全てを一体的になアンサンブルのようなものとして捉えていく発想です。
結論:全く新しい吸音方法
- 既存の壁は、改造しない。
- 大きなものを、壁に取り付けない。
- スポンジは、全面つかわない。
- 驚くべきは、持ち運びができ、ピアノにもつけられる。

機能・レビュー
- 壁からでなく、ピアノから、純粋に音が聞こえる。
- 低音が前に出てくる。
- 余韻の音が美しく消える。
- タッチが楽になる。
- 国産ピアノが楽しく弾ける。
- 倍音構成が改善。
- ピアノから離れて聴くと、音圧がアップ。
オーディオだと、ボリュームを上げたくなります。また、音楽だけでなく、会話が聞き取りやすくなります。そして、前述のピアノにもつけると、ピアノが全く別物になってしまいます。
音の課題と利用シーン
- 今持っているピアノの音質アップをしたい。
- ライブのドラムの反射音を抑えて歌いやすくしたい。
- 防音工事の遮音コストを抑えたい。
- お店のBGMの音で疲れやすい。
- ホールのピアノから出る音の共振を抑えたい。
- 大型オーディオの音が耳にキンキンする。
- 小型オーディオの低音の量感が欲しい。
- 会議で、人の声が聞き取りづらい。
仕様
- 取り付け方法:両面テープ、磁石、木ネジ、他。
- 本体の構成:木材と金属の部品
- 天井への設置は、ダクトレールや、シーリングソケットがあれば、そこに取り付け。
一般的な住宅の部屋は、壁が六面あるので、三面に設置します。仮に東西南北に部屋の壁があるとしたら、北と東と、天井になります。
吸音機器のシミュレーション
以下の画像は、吸音パネルと吸音機器について、モアベター的な内容となっています。

- 部屋は六面あるので、三面+楽器に吸音機器を設置。
- 面である壁は内遮音とし、石膏ボードを二枚貼り。
- 隅には、有孔ボード一枚を天井から床まで設置。
- ヘルムホルツの共鳴で制作。四隅にそれぞれ設置。
- 床はフローリングで、全面カーペット。
- 天井は、特に指定はなし。
- シーリングソケットに吸音機器を。
ご検討、試聴をお考えの方へ
この吸音機器は、特許申請の準備をしている関係上、写真をWeb上でお見せできません。実物を見たら、パーツもホームセンターで買えるものばかりで、ノコギリと電動ドリルさえあれば、形だけは、簡単にできてしまいます。作り方をお教えして、どこにつけるかコンサルするというサービスをいたします。
金額
- お問い合わせください。
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この内容は、まだ開発段階ですし、お客様の状況やニーズによって金額や内容が異なります。ただ、お客様の思いや人となりが面白い方であれば、お勉強させていただきます。
ところで、商品名は?
王様の耳はロバの耳。
英語では “The King with Donkey Earsとなります。商品の性質と本来の意味とは異なります。将来的にカタカナの名前を検討しています。202507現在は、吸音機器とします。
生の音楽は、声、楽器、空間で構成されています。この開発を進めていると、そのパーツがコンサートホールに見えてきます。また、空間の壁構造が弦楽器に見えてきます。
こう思ったのは、とあるギターリペアの天才とお話をしたのがきっかけでした。さらにお話をお聞きしていると、楽器のネジ一本でも、楽器であると感じることがあったのです。
従来まで、楽器と部屋の問題を語る時に、嫌な音を殺したり、排除していくというのが一般的にでした。
ところが、この器具は、逆です。
そこにある全てのものと、音と人を仲良くさせていくようなものと言えるでしょう。
余談
武術の世界で、こんな話を聞いたことがあります。弟子が師匠に相談をしているシーンです。
師匠!、自分より強い相手に遭遇した時、どうやったら勝てるでしょうか?
若いの、仲良くすれば良いのじゃ。勝ち負け自体に意味がない。
えっ!…………………………………..。
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